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2015.11.16
[イベントレポート]
「5年越しのレッドカーペットは感慨深かったです」パノラマ『ちえりとチェリー  併映:チェブラーシカ 動物園へ行く』-10/24(土):舞台挨拶

ちえりとチェリー
10/24(土) パノラマ部門『ちえりとチェリー 併映:チェブラーシカ 動物園へ行く』の上映後、中村誠監督、高森奈津美さん(声優)、チェブラーシカをお迎えし、舞台挨拶が行われました。⇒作品詳細
 
※中村誠監督、高森奈津美さん(声優)、チェブラーシカの皆さんは同日に行われた、新宿芸術天国のレッドカーペットにも登壇しました⇒詳細はコチラ
 
Q:レッドカーペットに参加されたということですが、いかがでしたか?
 
高森奈津美さん(以下、高森さん):まさか私、人生の中でレッドカーペットなるものをこの足で踏める日が来ると思っていなかったので、しかも、結構頻繁に来る新宿にレッドカーペットがこうやってばーっと敷かれているという光景がもう、最初に見て凄いなと思いました。そこにこうやって『ちえりとチェリー』で、ちえり役として立てるというのは本当に嬉しいなと思いました。
 
中村誠監督(以下、監督):全然恨みとかを持っているわけではないんですが、2010年に『チェブラーシカ』を作った時に、やはり東京国際映画祭にご招待いただいて、レッドカーペットを歩けるのかしらと思っていたら、「いや、主演の方が歩くので、監督は結構です」と言われて歩けなかったという経験があったので、今回は5年越しでちょっと感慨深いものがありますね。
 
Q:レッドカーペット上から見える風景はふだんと違いましたか?
 
監督:そうですね、やっぱり普段見慣れている新宿の街なんですが、高いところに立って、カーペットが敷かれていて、両脇にたくさんの人がいると、あ、何かすごいなと思いましたね。
 
Q:今回はどのようにして、『ちえりとチェリー』『チェブラーシカ 動物園へ行く』の2本の映画を作ることになったのでしょうか?
 
監督:『チェブラーシカ』の方は、正直言うと2010年に3本作ったので、もうチェブラーシカからは引退しようかなというか、次の人に任せた方がいいと思っていました。といいつつ、チェブラーシカがワニをやるというアイデアをロシアの動物園で思いついて、ロシアで著名なユーリ・ノルシュテインさんという人にちょっと話をしたのですね。ノルシュテインさんは『きりのなかのはりねずみ』という作品を作った方で、すごく無口なんです。話をしたらウォッカを飲みながら静かに聞いていたんですが、「チェブラーシカがワニになるんですよ」と言ったら「フンッ」っていって笑ったんですよ(笑)。 それで、「あれ、これいけるかもしれないな」と思って、それから原作のエドゥアルド・ウスペンスキーさんとかいろんな人に話して、それはとても面白い、ということで作ることになりました。『チェブラーシカ』を作る時にはどうしてもロシアのお客さんのことを考えなければいけないという気持ちがあって、ともすれば、日本のお客さん向けにはあまり作っていないところがあるんです。それで自分の動きをある程度制御しているところもあって。もう少し羽を伸ばして、自分なりのものを作りたいという想いから作ったのが『ちえりとチェリー』です。
 
Q:高森さんはオファーを受けたときにどう思われました?
 
高森さん:私は実は本編のアフレコにオファーをいただいて知ったという経緯ではなくて、私が『ちえりとチェリー』に関わらせていただき始めたのが、4年前……ですかね?
 
監督:4年前くらいですね。パイロット版の時に、おおよその女性キャラをやってもらって、絵コンテに音声を入れて、人形を動かすためのガイドにする音声があるんですが、その女性キャラをほとんどやってもらいました。
 
高森さん:ちえりも含め、パイロット版では他のキャラクターもいろいろやらせてもらったんです。試作品のような、映像を動かす元になるもので、世には出ないものですね。その後で、もしかしたらちえりを高森さんにやっていただくかもしれないというお話を聞きまして。え、そういうことって結構あることなのかなぁ……?って(笑)。パイロット版からってあまり聞かないので、本当だろうかと思っていました。そのお話を聞いてから、いざ本編のアフレコまでに2年くらいあったので、心の準備を2年間かけてできたなとは思います。
 
ちえりとチェリー

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