2016年3月17日(木)にマカオにて開催される、アジア全域版アカデミー賞「第10回アジア・フィルム・アワード」(AFA)の記者会見が本日香港にて開催され、各ノミネートが発表されました。記念すべき第10回を迎える本年は、アジア32カ国・地域、約1,600本の映画より9カ国・地域36作品77ノミネート(全15部門)があり、日本からは作品賞候補として橋口亮輔監督の『恋人たち』が選出された他、15部門18ノミネート(共同製作は作品賞のみカウント)がありました。
下記参照
本年の審査委員長は香港の巨匠ジョニー・トー監督。審査委員は香港の人気俳優ラウ・チンワンや中国で絶大な人気を誇る女優・モデルであるガオ・ユアンユアンをはじめ、国際映画祭プログラマー、批評家、業界関係者など全15名が務めます。また、本年より映画製作において重要な要素である録音、編集、ミキシングの音響技術の分野の優秀者を称え分野の認知を高めると共に新たな才能を奨励する目的で「最優秀音響賞」が新設されることも発表されました。
第10回アジア・フィルム・アワード授与式は、3月17日(木)に、マカオで最も注目されている統合型リゾートのザ・ヴェネチアン・マカオにて開催されます。
アジア・フィルム・アワード (主催:アジア・フィルム・アワード・アカデミー)
2007年よりはじまったアジア映画を対象とした映画賞。東京国際映画祭は2014年より、香港国際映画祭、釜山国際映画祭と共にアジア・フィルム・アワード・アカデミーを創設し、アジアの映画業界と連携し、その年のアジアの映画人を表彰しスポットライトを当てることでアジア映画ファンの創出、世界へのアジア映画の振興、文化交流を図っています。
アジア・フィルム・アワード公式サイト(英語)