2016年2月28日(日本時間29日)第88回アカデミー賞授賞式が開催されました。
作品賞を『スポットライト 世紀のスクープ』が受賞しました。
第22回(2009)東京国際映画祭にてコンペティション部門の審査委員長を務めたアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督が『レヴェナント:蘇えりし者』で、2年連続の監督賞を受賞!
2年連続での受賞は、ジョン・フォード監督(1940年・41年受賞)、ジョセフ・L・マンキウィッツ監督(1949年・50年)以来65年ぶり史上3人目の快挙となります。
2009年、来日時のイニャリトゥ監督。2年連続受賞おめでとうございます!
『レヴェナント:蘇えりし者』は、撮影を担当したエマニュエル・ルベツキさんが3年連続でアカデミー賞撮影賞を受賞、主演のレオナルド・ディカプリオさんに念願の主演男優賞をもたらしました。
長編アニメーション部門は『インサイド・ヘッド』が受賞。日本からノミネートされた『思い出のマーニー』は惜しくも受賞なりませんでした。
受賞一覧:
☆=受賞作品
【作品賞】
『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
『ブリッジ・オブ・スパイ』
『ブルックリン』
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
『オデッセイ』
『レヴェナント:蘇えりし者』
『ルーム』
☆『スポットライト 世紀のスクープ』
【監督賞】
アダム・マッケイ/『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
ジョージ・ミラー/『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
☆アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ/『レヴェナント:蘇えりし者』
レニー・アブラハムソン/『ルーム』
トム・マッカーシー/『スポットライト 世紀のスクープ』
【主演男優賞】
ブライアン・クランストン/『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』
マット・デイモン/『オデッセイ』
☆レオナルド・ディカプリオ/『レヴェナント:蘇えりし者』
マイケル・ファスベンダー/『スティーブ・ジョブズ』
エディ・レッドメイン/『リリーのすべて』
【主演女優賞】
ケイト・ブランシェット/『キャロル』
☆ブリー・ラーソン/『ルーム』
ジェニファー・ローレンス/『JOY』
シャーロット・ランプリング/『さざなみ』
シアーシャ・ローナン/『ブルックリン』
【助演男優賞】
クリスチャン・ベイル/『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
トム・ハーディ/『レヴェナント:蘇えりし者』
マーク・ラファロ/『スポットライト 世紀のスクープ』
☆マーク・ライランス/『ブリッジ・オブ・スパイ』
シルヴェスター・スタローン/『クリード チャンプを継ぐ男』
【助演女優賞】
ジェニファー・ジェイソン・リー/『ヘイトフル・エイト』
ルーニー・マーラ /『キャロル』
レイチェル・マクアダムス/『スポットライト 世紀のスクープ』
☆アリシア・ヴィカンダー/『リリーのすべて』
ケイト・ウィンスレット/『スティーブ・ジョブズ』
【オリジナル脚本賞】
『ブリッジ・オブ・スパイ』/マット・シャルマン、イーサン・コーエン、ジョエル・コーエン
『Ex Machina』(原題)/アレックス・ガーランド
『インサイド・ヘッド』/ピート・ドクター、メグ・レフォーヴ、ジョシュ・クーリー、ロニー・デル・カルメン
☆『スポットライト 世紀のスクープ』/ジョシュ・シンガー、トム・マッカーシー
『ストレイト・アウタ・コンプトン』/ジョナサン・ハーマン、アンドレア・ベルロフ、S・レイ・サヴィッジ、アラン・ウェンカス
【脚色賞】
☆『マネー・ショート 華麗なる大逆転』/チャールズ・ランドルフ 、 アダム・マッケイ
『ブルックリン』/ニック・ホーンビィ
『キャロル』/フィリス・ナジー
『オデッセイ』/ドリュー・ゴダード
『ルーム』/エマ・ドナヒュー
【撮影賞】
『キャロル』/エドワード・ラックマン
『ヘイトフル・エイト』/ロバート・リチャードソン
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』/ジョン・シール
☆『レヴェナント:蘇えりし者』/エマニュエル・ルベツキ
『ボーダーライン』/ロジャー・ディーキンス
【編集賞】
『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
☆『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
『レヴェナント:蘇えりし者』
『スポットライト 世紀のスクープ』
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
【美術賞】
『ブリッジ・オブ・スパイ』
『リリーのすべて』
☆『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
『オデッセイ』
『レヴェナント:蘇えりし者』
【衣装デザイン】
『キャロル』
『シンデレラ』
『リリーのすべて』
☆『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
『レヴェナント:蘇えりし者』
【メイクアップ&ヘアスタイリング賞】
☆『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
『100歳の華麗なる冒険』
『レヴェナント:蘇えりし者』
【視覚効果賞】
☆『Ex Machina』(原題)
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
『オデッセイ』
『レヴェナント:蘇えりし者』
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
【音響編集賞】
☆『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
『オデッセイ』
『レヴェナント:蘇えりし者』
『ボーダーライン』
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
【録音賞】
『ブリッジ・オブ・スパイ』
☆『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
『オデッセイ』
『レヴェナント:蘇えりし者』
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
【作曲賞】
『ブリッジ・オブ・スパイ』/トーマス・ニューマン
『キャロル』/カーター・バーウェル
☆『ヘイトフル・エイト』/エンニオ・モリコーネ
『ボーダーライン』/ヨハン・ヨハンソン
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』/ジョン・ウィリアムズ
【主題歌賞】
“Earned It”/『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』
“Manta Ray”/『Racing Extinction』(原題)
“Simple Song #3”/『グランドフィナーレ』
“Til It Happens to You”/『The Hunting Ground』(原題)
☆“Writing’s On The Wall”/『007 スペクター』
【外国語映画賞】
『大河の抱擁』(コロンビア)
『裸足の季節』(フランス)
☆『サウルの息子』(ハンガリー)
『ディーブ』(ヨルダン)
『Krigen(英題:A War)』(デンマーク)(原題)
【長編ドキュメンタリー賞】
☆『AMY エイミー』
『カルテル・ランド』
『ルック・オブ・サイレンス』
『ニーナ・シモン~魂の歌』
『ウィンター・オン・ファイヤー:ウクライナ、自由への闘い』
【短編ドキュメンタリー賞】
『Body Team 12』(原題)
『Chau,Beyond The Lines』(原題)
『Claude Lanzmann:Spectres Of The Shoah』(原題)
☆『A Girl The River:The Prince Of Forgiveness』(原題)
『Last Day Of Freedom』(原題)
【長編アニメ賞】
『Anomalisa』(原題)
『父を探して』
☆『インサイド・ヘッド』
『映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~』
『思い出のマーニー』
【短編アニメ賞】
☆『Historia De Un Oso(英題:Bear Story)』(原題)
『Prologue』(原題)
『ボクのスーパーチーム』
『We Can’t Live without Cosmos』(原題)
『明日の世界』
【短編実写賞】
『Ave Maria』(原題)
『Day One』(原題)
『Everything Will Be Ok』(原題)
『Shok』(原題)
☆『Stutterer』(原題)