Home > ニュース > アジア・フィルム・アワード受賞結果発表!!池脇千鶴さん(『そこのみにて光輝く』)が最優秀助演女優賞、中谷美紀さんが「Excellence in Asian Cinema Award」受賞!
ニュース一覧へ 前のページへ戻る
2015.03.26
[更新/お知らせ]
アジア・フィルム・アワード受賞結果発表!!池脇千鶴さん(『そこのみにて光輝く』)が最優秀助演女優賞、中谷美紀さんが「Excellence in Asian Cinema Award」受賞!

2015年3月25日、マカオのザ・ヴェネチアン・マカオ内 「ヴェネチアン・シアター」にて、「第9回アジア・フィルム・アワード(以下AFA)」セレモニーが開催されました。
日本からは池脇千鶴さんが『そこのみにて光輝く』の演技で最優秀助演女優賞を受賞。また、女優の中谷美紀さんが優れた才能を持つ映画人にスポットを当て、その映画人のアジア映画界・アジア文化における業績と貢献を称える「Excellence in Asian Cinema Award」を受賞しました。
 
最優秀助演女優賞を受賞した池脇千鶴さん(『そこのみにて光輝く』)は香港の名優アンソニー・ウォンさんよりトロフィーを渡され、喜びの言葉を語りました。
AFA
<池脇千鶴さんコメント全文>
みなさんこんばんは、池脇千鶴です。まさかこのような賞をいただけるなんて思わなくて、本当にビックリしています。『そこのみにて光輝く』という作品は、日本で、とっても少ない予算で、とっても少ない人数で大事に作った作品なんですね。そのすごく小さな小さな作品をこんな大きな舞台にまで来させてくれて、共演者の皆さん、スタッフの皆さん、関係者の皆さん、『そこのみにて~』を愛してくれた皆さんに本当に心から感謝申し上げます。この賞を宝物にします、本当にありがとうございました。

 
シックな黒のドレス姿でステージに登壇した中谷さんは、AFAを運営する香港国際映画祭、釜山国際映画祭、東京国際映画祭の代表3名よりトロフィーを渡され、各国語にて挨拶をした後、英語で「政治的緊張関係にある国家間を超え映画という共通言語をもってお互いに理解を示すことができるようになることを心よりお祈りします。」とスピーチ。会場にいるアジア各国の映画人からは大きな拍手が沸き起こりました。
AFA
<中谷美紀さんコメント全文(英語スピーチの翻訳版)>
第一回のアジアンフィルムアワードにて、最優秀主演女優賞をいただいて以来、しばしの時を経て、このような身に余る賞を頂戴しますことをなんとお礼を申し上げたらよろしいのでしょうか。娯楽の多様化により、映画を取り巻く環境は年々厳しくなって来てはおりますが、それでもまだ、映画を通じて伝えられることはあるのだと信じて、今後もお客様の心に届く作品を作り続けたいと思います。最後に、政治的に緊張関係にある国家間でも、映画という共通言語をもってお互いに理解を示すことができるようになることを心よりお祈りしつつ、感謝の言葉にかえさせていただきます。
AFA
 
AFA
 
また、主演女優賞にノミネートされた宮沢りえさんが助演男優賞のプレゼンターを務めるなど日本からも多数の映画人が出席しました。
AFA

宮沢りえさんとアーロン・クオックさん

 
最優秀作品賞はロウ・イエ監督の、“Blind Massage/推拿”(中国:日本未公開)が受賞、第27回東京国際映画祭 ワールド・フォーカス部門に出品されたアン・ホイ監督『黄金時代』が、最優秀監督賞(アン・ホイ)・最優秀助演男優賞(ワン・チーウェン)の2部門で受賞、第27回東京国際映画祭 特別招待作品『ザ・レイド GOKUDO』が最優秀編集賞を受賞しました。
 
セレモニーにはアジア各国・地域から多くのスターが集まり、盛況のうちに終了しました。
 
第9回アジア・フィルム・アワード 受賞結果一覧(敬称略)
最優秀作品賞:“Blind Massage/推拿”(中国:日本未公開)
最優秀監督賞:アン・ホイ『黄金時代』(香港/中国:第27回東京国際映画祭にて上映)
最優秀男優賞:リャオ・ファン『薄氷の殺人』(中国)
最優秀女優賞:ペ・ドゥナ『私の少女』(韓国)
最優秀新人賞:チャン・ホエウェン『妻への家路』(中国)
最優秀助演男優賞:ワン・チーウェン『黄金時代』(香港/中国:第27回東京国際映画祭にて上映)
最優秀助演女優賞:池脇千鶴『そこのみにて光輝く』(日本)
最優秀脚本賞:ディアオ・イーナン『薄氷の殺人』(中国)
最優秀撮影賞:ツェン・ジアン“Blind Massage/推拿”(中国:日本未公開)
最優秀美術賞:リュウ・チン“Gone With The Bullets/一步之遙”(中国:日本未公開)
最優秀音楽賞:Mikey MCCLEARY“Margarita, With A Straw”(インド:2015年公開予定)
最優秀編集賞:ギャレス・エヴァンス『ザ・レイド GOKUDO』(インドネシア)
最優秀視覚効果賞:Rick SANDER, Christoph ZOLLINGER“Gone With The Bullets/一步之遙”(中国:日本未公開)
最優秀衣装賞:ウィリアム・チョン“Gone With The Bullets/一步之遙”(中国:日本未公開)
Excellence in Asian Cinema Award:中谷美紀(日本)
生涯功績賞:イム・グォンテク(韓国)
 
Asian Film Awards 公式サイト

木下グループ 日本コカ・コーラ株式会社 キヤノン株式会社 株式会社WOWOW アウディジャパン株式会社 大和証券グループ ソニー株式会社 フィールズ株式会社 ソニーPCL株式会社 dアニメストア MasterCard 株式会社ぐるなび セイコーホールディングス株式会社 株式会社 TSUTAYA 松竹株式会社 東宝株式会社 東映株式会社 株式会社KADOKAWA 日活株式会社 森ビル株式会社 TOHOシネマズ株式会社 一般社団法人映画演劇文化協会 読売新聞 J-WAVE 株式会社InterFM 株式会社ドワンゴ スカパーJSAT株式会社 ダウ・ジョーンズ・ジャパン株式会社 テレビ朝日 LINE株式会社 BS日本映画専門チャンネル YAHOO!JAPAN 株式会社GyaO アサヒビール株式会社 ゲッティ イメージズ ジャパン株式会社 株式会社クララオンライン CinemaGene(シネマジーン)
KEIRIN.JP本映画祭は、競輪の補助を受けて開催します。TIFF History
第27回 東京国際映画祭(2014年度)