第28回東京国際映画祭(10/22(木)-31(土)開催)のパノラマ部門に、WOWOWが手掛ける国際共同制作プロジェクト最新作『イザベラ・ロッセリーニのグリーン・ポルノ』の出品が決定しました!
第28回東京国際映画祭
パノラマ部門出品作品
『イザベラ・ロッセリーニのグリーン・ポルノ』
公式サイト
作品内容:
幼少期より動物が好きでいつか動物の映画が撮りたかったというイザベラ・ロッセリーニ。動物の生殖行為を演じる短編映画シリーズ「グリーン・ポルノ」を40本も製作し成功を収めた彼女は、友人のアイデアで舞台化を決意する。生物学を舞台で演じたいという想いが彼女を動かしたのだ。大学で動物の生態を学んだ彼女は、女優ゆえに自ら動物を演じることによってそれらの行動を理解したという。それが舞台のワールドツアーを経て本作につながっていったのだ。
イザベラは、さまざまな動物の扮装で登場し、生殖行為を説明。クモのオスは自らの生殖器の穴に手を押し付けて精子を集める。そして、自分より体が大きく攻撃的なメスにそっと近づき手をメスの生殖孔に突っ込む。成功すると一目散に逃げるのだという。ヒトデは体を分裂させて個体を増やす。カタツムリは雌雄同体だ。イザベラは、多様な動物の生殖行為の形を紹介しながら、最後には母性や進化にまで話を発展させていく。
本作品は、女優イングリッド・バーグマンと映画監督ロベルト・ロッセリーニを両親に持つ映画界のサラブレッド、イザベラ・ロッセリーニが情熱を傾けるライフワークである「グリーン・ポルノ」を追ったドキュメンタリー作品です。イザベラ本人が昆虫や海洋生物といった地球上のさまざまな動物になりきり、独特のユーモアと視点でその生殖活動を説明するショートフィルム「グリーン・ポルノ」製作のいきさつや、舞台化に至る過程、女優、映画監督、モデルと精力的に活動する彼女自身の半生などを、イザベラ本人の証言から解き明かしていきます。
WOWOWの国際共同制作プロジェクト最新作である本作は、ロバート・レッドフォードが設立したアメリカのサンダンス・プロダクションとの共同制作作品。日本語版の吹替は藤原紀香さんが務めます。
国際共同制作プロジェクト概要:
日本という枠にとらわれないグローバルな視点と考え方で、世界各国のメディアやクリエイターと共同で番組を企画制作するプロジェクト。
第27回(2014)東京国際映画祭では、特別招待作品として国際共同制作プロジェクトの2作品、『ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス 50年の挑戦』と『もしも建物が話せたら』が出品・上映されました。
※出品作品の上映スケジュール、チケット販売方法は決定次第、東京国際映画祭公式サイトにてお知らせします