第27回東京国際映画祭CROSSCUT ASIA部門の共催者である国際交流基金アジアセンターが、京都大学東南アジア研究所及びアジア映画研究会と共催で、「Visual Documentary Project 2014」を開催します。これは東南アジアの若手映像作家の短編ドキュメンタリーを公募・審査して入選作5本を選定し、監督を招聘して記念の上映会を京都と東京でおこなうものです(京都=1月14日、東京=1月16日)。今年はタイ(2本)、インドネシア、ベトナム、ミャンマーの計5作品が選ばれました。
「Visual Documentary Project」は2012年に京都大学東南アジア研究所が開始したプロジェクトで、2012年の「ケア」、2013年の「多文化共生」に続き、今年度は「人と自然」をテーマに作品を公募しました。これまでは京都のみの開催でしたが、今回から東京での上映も加わります。9カ国60作品の中から選ばれた入選5作品の上映(日本語字幕付)に加え、入選監督を交えたディスカッションをおこないます。今年度の応募作品の審査と東京でのディスカッションの司会を東京国際映画祭 石坂健治 プログラミング・ディレクターがつとめています。
なお、共催者のアジア映画研究会は、四方田犬彦氏、野崎歓氏、松岡環氏、夏目深雪氏、石坂PDなど、アジア映画の研究者・批評家を中心とした集いで、昨2014年5月の結成以来、国際交流基金内のスペースを拠点として月例で研究発表会を開催し、今回のような公開イベントも行っています。
※イベント詳細、参加方法は以下をご参照ください。
・開催日・会場:
京都:2015年1/14(水)13:30~18:00:京都大学 百周年時計台記念館 百周年記念ホール
東京:2015年1/16(金)14:30~19:00:国際交流基金 JFICホール[さくら]
・参加費:無料
・入選5作品を上映(入選監督とのディスカッションも開催)
・東京会場のみ事前申込み制
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