「日本侠客伝」シリーズ第1作
高倉健の人気を決定的なものにした東映任侠映画シリーズ。無法者たちに左右されようとしている深川木場にあって、一命を賭けてそれを守ろうとする昔気質の任気と意地に生きる男たちの姿を描いたやくざ巨編。劇中...
監督:マキノ雅弘
追悼特集「高倉健と生きた時代」
「網走番外地」シリーズ第1作
東映の任侠シリーズと共に「網走番外地」シリーズは高倉健主演の映画として大ヒット。シリーズは2年半の間に10作品が公開された。さらに「新網走番外地」シリーズを合わせると計18本もの作品が公開された。雄大な...
監督:石井輝男
追悼特集「高倉健と生きた時代」
「昭和残侠伝」シリーズ第2作
高倉健主演で「日本侠客伝」「網走番外地」と並ぶ代表的シリーズ。唐獅子牡丹の刺青とこころゆさぶる主題歌の旋律が、再びスクリーンに登場する高倉健の「昭和残侠伝」第2弾。昭和の初め、栃木県宇都宮の石切場を...
監督:佐伯 清
追悼特集「高倉健と生きた時代」
高倉健、東映退社後第1作
中国で『追捕』として公開されたこの作品は、中国の文化大革命後に初めて公開された外国語映画で、中国国内で大変な人気を呼んだ。主演の高倉健や中野良子は、中国人で知らない人はいない人気となった。
監督:佐藤純彌
追悼特集「高倉健と生きた時代」
高倉健、初のロードムービー
高倉健・倍賞千恵子のベテラン俳優から、映画初出演となる武田鉄矢、桃井かおり、脇役に渥美清を起用し高い評価を得た。第1回日本アカデミー賞をはじめ国内における映画賞を数々受賞。ラストの黄色いハンカチがは...
監督:山田洋次
追悼特集「高倉健と生きた時代」
森村誠一の同名原作を映画化
森村誠一が角川春樹の依頼により映画化を前提として執筆した原作を角川書店が映画化。国家権力によって比類ない殺人技術を叩き込まれた男が、ひとりの少女の中に自らの人間性の回復を託そうとする姿を描く。『犬...
監督:佐藤純彌
追悼特集「高倉健と生きた時代」
民子3部作の第3作
米映画『シェーン』(53)の主題曲名がこの作品のタイトルであり、そこから着想を得て映画化。殺人罪で警察を追われる男と、偶然かくまうことになる母と子との交流を描く。
監督:山田洋次
追悼特集「高倉健と生きた時代」
北海道が舞台の人間模様を描く
北海道・増毛町、雄冬岬、札幌市などを舞台に、様々な人間関係を描き出した名作。劇中に八代亜紀の代表曲「舟唄」が印象的に使用されている。北海道・増毛駅前の食堂は「風待食堂」として現在も観光地になっている。
監督:降旗康男
追悼特集「高倉健と生きた時代」
浅田次郎原作同名小説の映画化
廃線を間近にした、元運炭路線である北海道のローカル線の駅長に訪れる幸福を描いた作品。筋金入りの鉄道員として気概と誇りを胸に生きてきた男が、定年目前になり自らの人生を振り返る。
監督:降旗康男
追悼特集「高倉健と生きた時代」
中国を舞台に父子の繋がりを描く
長い間連絡を絶っている息子のために単身中国に向かうひとりの男。言葉が通じない異国の地で体験する心の触れ合いを通して、人との絆の大切さを再認識する物語。
監督:チャン・イーモウ(張芸謀)、降旗康男
追悼特集「高倉健と生きた時代」